家島は猫島か!?

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猫島といえば四国、岡山というイメージがありますが、今回ご紹介する家島も時々ブログの記事などでお目にかかります。猫が多くいる、と紹介されていたり、ほとんどいないという情報だったり・・・。

自分の目で見て確かめるのが一番です。ということで今回は家島に上陸してきました。

姫路港から船で約30分のところに家島はあります。
家島の地図
家島の右が男鹿島(たんがじま)、左が坊勢島(ぼうぜじま)で、いずれも猫はほとんどいないとの情報でしたので真ん中の家島に的を絞りました。

家島へのアクセスと注意点

姫路港からは2つの会社が家島行きの船を運行しています。頻度は1時間に1〜2本と他の猫島と比較するとかなり多めなので時刻表は省略します。
(時刻表チェックはこちらでどうぞ)

ひとつ残念なのは車の駐車料金が高いこと。
30分ごとに100円で最高料金2,000円。付近にはこの有料駐車場しかないみたいで、ややコストがかかります。

家島には真裏港と宮港、2つの港があり、真裏までが30分、宮までが40分程度です。料金はいずれも片道1,000円、写真のような船です(帰りの船はもっとデカイ)。
家島行きの船

船では真裏から宮まで10分もかからないのですが、島の中で港から港まで歩くと30分近くかかります。レンタサイクルがあり、飲食店も多く栄えているのは真裏港です。島にはじめて行かれる方は真裏で下船するのがオススメです。

僕は宮港近くに猫がいるという情報を入手していたので、宮港で下船しました。あとで考えると、真裏港で降りてレンタサイクルでじっくりと島じゅうを回ればよかったとやや後悔。

写真は宮港降りたところにある切符売り場です。この建物の中でも飲食ができるみたいで、他の離島に比べるとかなり飲食事情はよさそうです。
家島宮港

宮港付近で早速猫だまり

早速教えてもらった猫が出没するという港エリアへ。

お仕事中の漁師さん?に声をかけると「猫たくさんいるよ!」とのこと。指差す方向をみるとハチワレくん。

まずは一安心。
家島の猫

視線を感じた先にも猫。皆、近寄っても逃げず、人に慣れているみたいです。
家島の猫

立板に猫。
家島の猫

この中に何匹いるんだろうというくらい、どんどん出てきます。
家島の猫

宮港で下船して10分も経たないうちに10匹ほどの猫と出会えました。とてつもない期待感を胸に真裏港へと向かってみることに。

宮港から真裏港へ。町の風景と猫

宮港から真裏港まで歩くと30分はかかります。島は今まで訪問した他の離島と違って、ビルがあったり比較的本島に近い佇まいです。港町独特の情緒は漂ようものの、やや近代的な印象を受けました。

港沿いの防波堤には子供達の絵が描かれていて独特の雰囲気を醸し出しています。
家島の港

写真は坂の上の家。本島でよくみかける普通の戸建風の家が多い。
家島の家

家の多くで見かけた猫除け。
家島の猫避け

町の風景を楽しみながらひたすら歩きます。平坦な道が多いので、レンタサイクルなどで移動するのがベストだと思われます。

真裏港までの道中、道端で遊ぶ2匹の猫を発見。
家島の猫

こちらは漁師さんにおこぼれをおねだりする猫。
家島の猫

まもなく真裏港。大きな船をこんな貧弱なロープでつなぎとめられるなんて・・・。なんか不思議な光景。
家島の風景

真裏港の猫事情

真裏港に到着後、早速猫。
家島の猫

ついていくと港の日の当たる場所でゴロゴロ。
家島の猫

民家エリアでも猫発見。
家島の猫

民家エリアの中の、ある会社の玄関が定位置のようでした。
家島の猫

町の中には猫に狙われそうな鮮魚店も。

美味しそうな魚が生きたまま売られています。猫がもっていかないのでしょうか・・・。
家島の鮮魚

お腹もへってきたので、僕も鮮魚をいただくことに。

このあたりは旅館が昼食をやっているみたいで、僕は刺身定食をいただきました。2000円弱とややお高いですが、アコウの刺身や鯖の子供など島ならではのものが入っていて味もよかったです。
家島の食事

食事を終えてさらに真裏港を散策しているとちょっとした猫だまりを発見。首輪こそついていないものの、発砲スチロールで家が用意されていたり、こちらの猫たちは飼われている様子。
家島の猫

ダンボールの中にも猫たち。
家島の猫

まだ目が開かない子猫も。
家島の猫

もう一つの猫エリアへ

食事中に入手した情報によると宮港近くに猫だまりがあるとのこと。最初に行った場所とは違うので、行ってみることに。
注意深く探しているとありました!5匹以上の猫が気持ちよさそうにあちこちで寝そべっています。
家島の猫

家島の猫

家島の猫

防波堤裏にも猫の姿が。
家島の猫

こんなところにも隠れています。
家島の猫

家島の猫

こちらの猫たちは人に慣れているらしく、僕についてくるのもいました。最近入手した魚眼レンズのテストをかねて一枚。
家島の猫

離島で過ごす時間はあっという間に過ぎます。そろそろお別れの時間がやってきました。

家島にはそこそこの猫がいるようですが、猫だまりエリアは少々限定されています。

猫島といえば猫島でしょうし、歩き方によっては猫をほとんど見かけなかったという人がいるかもしれません。猫目的に行かれる場合は、ある程度時間に余裕をもって訪問するのがおすすめです。

四国・瀬戸内のねこ島にご興味のある方はこちらの記事もぜひご覧ください。
青島:愛媛県のねこ島
男木島:香川のねこ島
佐栁島:香川のねこ島
伊吹島:香川のねこ島?
真鍋島:岡山のねこ島
豊島(てしま):岡山のねこ島
本島:香川のねこ島
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こちらは滋賀県ですが、有名なねこ島です。
沖島:滋賀のねこ島

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