佐柳島の飛び猫、連続写真で撮影方法を解説

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ねこ島特集の中ですでに佐柳島はご紹介していますが、今回は飛びねこの連続写真を見ながら飛び猫撮影の方法をご説明します。

まず絞りですが、下の写真はすべてF8で撮影しています。
絞りは数字が大きい方(絞り込んだ)がピントの合う範囲が広くなります。
なので、飛び猫の写真を撮る場合にはできるだけ絞った方がよいです(F16とか、もっと上の数字でも)。

上の写真はすでに猫が飛び始めている状態です。
こんなところからカメラを構えていては絶対に間に合いません。

猫が防波堤にいる時から常にカメラはスタンバイ状態でないとダメです。
三脚でカメラをセッティングしておくのもよい方法だと思います。
ピントは猫が飛ぶであろう部分にあらかじめ合わせておきます(置きピン)。

この時のカメラはオリンパスのE-M5です。シャッタースピードは1/1000です。これくらいのスピードであれば飛んでいる猫を止めて撮影することができます

連続シャッターを使ってもこれくらいの間隔になります。
猫の飛ぶスピードってかなり早いのがわかりますね。

カメラの性能にもよりますが、連続写真とはいえある程度間隔が空きますので最初のシャッターを押すタイミングはちゃんと考えて押さないといけないということです。

撮影した写真はその場でチェックして、背景やピントなどをしっかり確認した方がいいです。背景に山が必要かどうか。飛んでる猫のピントはどうか。防波堤を入れるか入れないか、など。

カメラの再生でチェックするとピントがわかりにくいので、できればiPadやパソコンなどの大画面でちゃんとチェックすることをお勧めします。

飛んでいる状態の尻尾部分をクローズアップしてみたり、下から撮影してみたり、変化を加えるのも面白そうですね。

僕ははじめて飛び猫を撮影した時は、嬉しくて上のような冷静なチェックや判断ができていませんでした
絞りに関してもあまり理解できていなかったので、ピンボケが多かったです。

また近いうちに佐柳の猫たちが元気に飛んでいる姿をみに行きたいと思っています。
いい写真も撮ってきますので楽しみにしててください!

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