カメラのセッティングや使い方以外で猫撮影に必要なことをまとめてみました。
カメラの使い方やセッティングに関してはこちらの記事をご覧ください。
ポイント1:夏場は特に早朝から昼までが勝負
なにより猫がいなくては猫の撮影ができません。ねこ島といわれる佐栁島や男木島、沖島といえども時間帯を外すとねこの出没量は激減します。
いついけば多くの猫に会えるのか?ずばり、早朝です。
現地に8時には着いて撮影をスタートしておきたいところです。夏場は特に、昼間は暑すぎて猫は日陰に隠れてしまいます。日陰で伸びている猫を撮ることはできますが、イキイキと動き回る姿を撮影したい場合は早起きもしくは、前日から周辺に泊まって早朝撮影をスタートするのがベストです!
ポイント2:動きを予測すること
猫が飛ぶシーン、ボールなどにじゃれるシーン、魚を獲るシーンなど。シャッターチャンスをものにするためのポイントは、猫の動きを予測することです。
猫を観察していると、次にどんな行動をするのかある程度予測できるようになります。
防波堤に向かって歩いてきた→次に防波堤に登るためにジャンプする
水に浮いている魚をじっと見ている→魚が近づくと魚を獲る
魚を食べている猫に違う猫が近づく→小競り合いがはじまる
次に起こるであろうシーンを予測し、カメラの準備をして待ちます。そうすることで、普段は撮れないような決定的な瞬間の写真が撮れたりします。ぜひ、動きを予測してカメラを向けてみてください。
ポイント3:猫と同じ目線で撮影する
これは写真家・岩合先生の本で学んだことで、たぶんもっとも重要なことかもしれません。
人間でも上から撮影した姿と下から撮影した姿とでは、別人に見えるくらい違いがでます。猫も同じです。猫がイキイキと見えるのは猫の目線からの撮影が基本です。猫の目はかなり低い位置にあります。その位置を基準として撮影をするとイキイキとした猫写真が撮れます。
路面を歩いている猫を撮影する場合は、基本、ホフク前進状態で撮影することになります。もしまだやったことがない場合は、騙されたと思ってやってみてください。まったく違うレベルの写真が撮れます!
ポイント4:いきなり餌をあげたりしない
猫に出会ってすぐに餌をあげたりすると、猫は餌目当ての行動しかとってくれなくなります。
そうなると撮影は難しくなります。
あくまでつかず離れずのところで猫の行動を観察しながら撮影をさせてもらう。
どうしても餌をあげたい場合は、その島などで許されている範囲で、撮影が終わったあとにあげるのが良いと思います。
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