レンズ交換か?カメラ二台持ちか?猫撮影にはどちらが最適?

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みなさんはどうしていますか?

僕は現在、メイン機のソニーα7Ⅲとサブ機のオリンパスE-M1mark2の2台持ちで猫撮影に出かけます。メイン機の方は24-105mmのf4レンズ、オリンパスは40-150mmのf2.8レンズを付けています(猫が人に慣れている場所では12-100mm f4)。予備のレンズとしてオリンパスM.ZUIKO ED8mm F1.8を常に携帯しています。

ここに至るまでの経緯をお話します。

最初は一台+交換レンズからスタート

僕の猫活デビューはオリンパスのPENとM.ZUIKO ED 14-150(F4.0-5.6)でした。レンズはフルサイズに換算すると28-300mmという万能タイプですからレンズ交換の必要性を感じることがまったくありませんでした。とても身軽なセットで今思えば、これはこれで猫撮影最強セットではないかと思えるほどです。

※オリンパスの公式サイトから写真引用

ただ、撮影をしているうちにボケをもっと作りたいとか、解像度がもう少し高ければなどと贅沢になっていくもので、すぐにEM1のボディに乗り換え、レンズもPROシリーズを揃えるようになりました。

※オリンパスの公式サイトから写真引用

明るいレンズ(Fの数字が低い)の場合、14-150のような広角から望遠まで広くカバーするレンズは販売されておらず、広角側は12-40mmのズームレンズ、望遠側は40-150という風に撮りたい距離によって違うレンズを揃える必要が出てきます。こうしてどんどんレンズの本数が増え、取りたい距離によってレンズを交換すべきか異なるレンズを付けた複数のカメラを持ち歩くべきかという苦悩が始まることになるわけです。

※オリンパスの公式サイトから写真引用

結論はカメラ二台持ちに圧倒的な軍配

考え抜いた結果、たどり着いた結論は異なる画角のレンズをつけたカメラを二台持ち歩き、撮りたい距離によってカメラを持ち替えて撮影するというスタイルでした。

カメラ一台でレンズ交換がなぜイケナイのか?

メリットは、カメラが一台なので重量が軽い、ということでしょうか。

デメリットは

・レンズ交換は多少の時間を要するのでシャッターチャンスを逃しやすい

・レンズ交換中にほこりやゴミがつきやすい

・レンズ交換中にレンズやカメラが落下して壊れる可能性がある

・一台のカメラが故障した際に、撮影が続行できない

どうでしょう?デメリットが圧倒的に多いですよね。

では、カメラ二台持ちの場合だと?

デメリットは、カメラを余分に一台持つのでその分重くなる。ただ、僕が使っているα7ⅢもEM1mark2もカメラの中では最軽量の部類で、ほとんど気にならないレベルです。

メリットは

・レンズ交換とは違い、カメラを持ち替えるだけなのでシャッターチャンスを逃しにくい

・一台のカメラが故障しても、もう一台で撮影が続行できる

の2つです。

カメラ2台はできればまったく同じものが理想的

そんなわけで現在の2台持ちスタイルに行き着いたわけですが、2台のカメラは欲をいうとまったく同じものが理想です。

カメラが異なると当然、操作ボタンや方法が変わってしまい、カメラを持ち替えた際に操作ミスを起こしてしまうことがあります。僕は現在ソニーとオリンパスの2台ですので慣れないうちはかなり操作ミスをしていました。

最近はなんとか慣れてきましたが、やはり持ち替えた瞬間には戸惑うことが多い状態です。

フルサイズミラーレス一台で済ませてしまう奥の手

ソニー機にはAPS-Cモード、パナソニック機にはEXテレコンという擬似ズーム機能があることをご存知でしょうか?

※ソニーの公式サイトから写真引用

例えば、ソニーのAPS-Cを使えば1.5倍にすることができますので24-105は36-157.5mmのレンズとしても使えるようになります。つまり、24-157.5mmのレンズを装着しているのと同じ距離をカバーできるのです。

パナソニックのEXテレコンなら2倍まで拡大することができますので、24-105は48-210mmとして使えます。つまり、24-210のレンズ同等となるわけです。

擬似ズームの弱点は多少の機能制限がある点と、画素数が少なくなるという点。

ただ、普通にパソコンで見る分にはまったく分からないレベルだと思いますので、望遠側をたまにしか使わない場合にはこの選択肢もありかなと思っています。

実際に僕はメインカメラのα7ⅢでAPS-Cモードをかなり頻繁に使っていて、最近はサブ機のオリンパスの出番がかなり減っています。とはいえ、150を超える望遠域で撮りたいことも多々ありますので、しばらくは2台持ち体制が続く予定であります。

望遠レンズの特性を生かした猫写真
魚眼レンズの特性を生かした猫写真

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