僕が使っている機材の一つ、SONYの50mmGM、f1.2をご紹介したいと思います。
2021年に発売された比較的最近の単焦点レンズで、開放がf1.2という明るいレンズ。
ボケと解像度、両方とも文句なしの画質なのですが、すごいのはそのAFスピード。XDリニアモーターを4基積んでいるのでとにかく早い。f1.2で動き回る猫を撮っても瞳フォーカスがばっちり決まるという恐ろしい性能なんです。
牛舎や家の暗い環境で動き回る猫を撮るにはぴったりのレンズ。お値段はそれなりですが、お値段以上の価値を感じました。
例えばこちらの猫をご覧ください。
家の中の暗い部屋ですが、f1.2だとISO2000で1/1600のシャッタースピードを得られます。遊んでいる猫も止まりますし、瞳にばっちりピントが合ってます。
カメラ本体がα9ということもありますが、レンズのAFがとにかく早い!
ボケと解像の画質もご覧の通り。
これはf1.4。猫の目にピントを合わせていますが、抜群の解像度です。背景と前ボケはとろけるようなキレイなボケですよね。
35mm f1.4GMと悩まれる方もいらっしゃるかと思います。
両方保有している立場でアドバイスをさせていただくと、とにかく被写体をばっちり撮りたいという場合は50mm、背景を入れて絵づくりをしたいという方は35mmがおすすめです。35mmは50mmと比べると開放付近の周辺光量落ちが目立ちます。特にf1.4の開放ではかなり周辺が暗くなりますので、撮り方に工夫が必要です。ご参考まで。