猫の流し撮り

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シャッタースピードを低めにして、被写体を追いかけながら撮影する方法を流し撮りと言います。被写体にはピントが合い、背景は流れるという絵が出来上がり、躍動感を感じられる作品ができるというわけです。

カメラ:Nikon D500

レンズ:16-80mm F4

流し撮りはかなり難しい

猫の流し撮りは相当難しいです。

第一に、

猫が走りだすタイミングで流し撮りの設定にしておかなければいけない

ということ。

猫の写真を撮っている時にはシャッタースピードは普通は1/500以上くらいで、普通に動きを写し止めるような設定になっています。この設定のまま流し撮りをしても、走っている猫を普通に写すだけになっていまいます。背景は流れてくれません。

第二に、

走っている猫のピント合わせが難しい

という点。

例えば、下の写真をみてください。

猫のどこにもピントがあっておらず、単なる手ブレ写真に見えますよね。

ピントがあうと下の写真のように、流し撮り写真として成立します。

ピントだけでなく、猫が向かう方向に空間を作ることも重要です。(上の写真では空間が作れていないために、なんとなく窮屈な構図になっています)。

この2点は相当練習しないと勘所がつかめない気がしました。

写真は本当に奥が深いですね。

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