写真家・岩合さんの監督作品「ねことじいちゃん」のロケ地となった愛知県の佐久島に行ってきました。佐久島の詳しい記事はこちら。今回ご紹介するのはそこで撮影した元気な猫ちゃんです。
カメラ:ソニーα7Ⅲ
レンズ:24-105 F4
カメラより反射神経だと痛感した今回の撮影
今回、佐久島では若い猫同士がじゃれあうシーンに多く出くわし、動き物をじっくりと撮影するチャンスに恵まれました。
このブログの中でもしょっちゅう登場するAF-Cを駆使しながら激しく動き回る猫たちを追いかけます。障害物の多い草むらなどはAF-Cでピントが合いにくいので、シングルオートフォーカスとマニュアルでの置きピン。いやー場所と猫の動き方でこのあたりの設定を瞬時に判断しなくてはいけない緊張感。嫌いじゃないです。
例えば、この写真にご注目。
前の猫にピントが合っていますが、これは失敗作です。僕は本当は後ろの猫にピントを合わせたかったのです。
フォーカスエリアが前の猫にあっていることに気づき、後ろの猫に修正したのが下の写真。
一瞬の判断で、ピントの場所が異なってしまいます。カメラの性能も重要ですが、その性能をどう使いこなすかということと、動きの早い猫にいかにくらいつくかという反射神経がとても大切だと痛感。
練習を重ねないと納得のいく躍動感のある写真には到達できませんね。動物写真家の方たちって本当にすごいなあ。目指してはいませんが、せっかく同じカメラを持ってフィールドに立っているのだから、できるだけ近い写真が撮ってみたいものですよね。もっともっと練習しなきゃ、と思う今日この頃でした。