題:生き物の死にざま
著者:稲垣 栄洋
大学教授が生き物の生態を、その死に様を中心に分かりやすく解説している本。虫から魚介類、哺乳類に至るまで、様々な生き物が登場します。
卵を産めなくなった女王アリがどのような最期を迎えるのか。
戦うためだけに生まれてきた永遠の幼虫とは?
老化しない奇妙な生き物がいるって本当?
など、普段考えもしなかった生き物たちの、驚くような生態が次々に登場します。この手の書籍には珍しく、非常に読みやすい文章で、一気に読めてしまいました。
生き物に対する見方が変わる良書です。写真にもよい影響がありそうです。