猫島としての沼島の実力やいかに
淡路島、南あわじ市の沼島。ここも一部のネット情報でネコが多い島として紹介されていて前々から気になってました。
ただ、四国瀬戸内の猫島に比べると紹介されている記事も少なく、猫密度に疑問を感じます。本当にいるのだろうか。
この目で確かめるのが手っ取り早いと思いながらもなかなか行動に移せませんでした。片道2時間かけて行って、もし猫がいなかったら・・・と思うと・・。が、やっぱり気になる。
ということで覚悟を決めて行ってきました!
沼島の場所はここです。
高速道路は「西淡三原IC」で降ります。そこから沼島行きの船が発着する「土生港」へと向かいます。IC降りてから30分くらいかかります。
土生港には一日500円の駐車場がありますので、そこに車を止めて船に乗って島に行きます。船の時刻表と費用はこちらをご覧ください。
悪い予感は的中!猫密度に問題あり
沼島も他の離島と同じく、古い民家に細い路地、港に繋がれた小船の多さが雰囲気を醸し出しています。
いつも離島にくるとこの雰囲気に癒されます。
島の雰囲気を楽しみつつ猫探しを開始しましたが、まったく気配がありません。
四国の猫島の場合は、船付き場付近に数匹猫がいるのが普通ですが、沼島にはまったくいません。
景色が他の猫島と似ていることもあって猫がいそうな期待をもたせますが、なかなか出会えません。
歩くこと15分。民家が並ぶ細い路地で、ようやく黒猫を発見しました。この日初めての猫です。
黒猫君、上の茂みを見上げて鳴いています。
上にも黒猫がいました!
この黒猫は近くの民家が餌付けしているらしく、もう一匹兄弟らしき黒猫とその民家の近くに住んでいるみたいです。
こんな写真も撮れました。
ようやく猫発見!
この黒猫から猫を探すこと30分以上。
なかなか発見することができません。
住民の方に聞くと「昔は結構いたのだが、最近はめっきり少なくなった」とのこと。
気を取り直して猫探しを続行し、空き地で黒猫を発見。
やっと猫島ツアーらしくなってきたかな。
猫の写真を連続で載せているので猫密度高そうに見えますが、ここまでかなり歩き回っています。
普通猫島には猫だまりのようなところがいくつかあり、一箇所に10匹くらいはいるものですが沼島にはそんな猫だまりはありません。歩き回ってようやく1匹、2匹という感じでしょうか。
上の猫を見つけてからさらに20分ほど歩いて猫発見。
船をバックに、島ならではの写真も撮れました。歩き回った甲斐があった一枚です。
この猫も近くの民家の方に餌をもらっていて、仲のよい猫と一緒でした。
顔をくっつけあう猫の仕草はいつみても癒されます。
民家にも猫、沼島=猫島か!?と思わせるところも
船着場から少し離れて民家を歩いているとそちらにも猫が。
この猫はとても綺麗な猫で飼い猫のようにも見えましたが、やたらと警戒心が強い。人とあまり接していないようです。
立て続けに猫発見。
この猫も警戒心が強く、近寄ったらすぐに逃げてしまいました。
民家を離れてまた歩きます。
またまた猫発見。
この猫も同様で近づかせてくれません。
島の中で猫がいそうなところはこれで一通り回りました。
ほんの数枚ではありますが、それっぽい写真もとれてなんとか満足。
この日見かけた猫の数は9匹ほどで、人を警戒する猫が多く、写真はとりずらかったです。
そして結論。猫の写真を撮るために沼島に行ってみたいとお考えの方には正直あまりオススメできない場所かも。
以上、猫島人柱レポートでした。
※後日、淡路の岩屋に猫がいるということを調べ、岩屋の猫密度調査に行ってきました。興味のある方はこちらもぜひ。
淡路の岩屋の猫密度チェック
四国・瀬戸内のねこ島にご興味のある方はこちらの記事もぜひご覧ください。
青島:愛媛県のねこ島
男木島:香川のねこ島
佐栁島:香川のねこ島
伊吹島:香川のねこ島?
真鍋島:岡山のねこ島
豊島(てしま):岡山のねこ島
祝島(いわいじま):山口のねこ島
こちらは滋賀県ですが、有名なねこ島です。
沖島:滋賀のねこ島