本島の猫たちと再開

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毎年5月のゴールデンウィークシーズンは瀬戸内国際芸術祭が行われることもあって、四国の猫島はどこも観光客でごったがえします。一足先に、春の猫島巡りを満喫してまいりました。

少し猫が減った本島

久しぶりに本島に上陸しましたが、猫が少なめな印象でした。まだ4月だというのに半袖一枚で過ごせる陽気。猫たちは暑くてどこかに隠れてしまっていたのかもしれません。

久しぶりに笠島方面に向かいます。

笠島エリアは江戸時代に使われていたであろう建物がそのまま綺麗な状態で残っている風情ある場所。猫が出没してくれると印象的な写真が期待できるところです。

残念ながら猫たちは町中には出没せず、寝ぐらに固まって暑さを凌いでおりました。

それだけでなく、発情期らしく写真のように、ずっと発情しっぱなしという有様。

いやはや、印象的な写真は期待できそうにありません。

かろうじて撮れたお花と黒猫くん。笠島エリアはこれにて閉店ガラガラ。

有名な民宿前の猫だまり

お次は猫がつねにたむろしている民宿前。いつもなら10匹近くの猫を見かけるのですが、この日はたったの3匹。しばらく遊んでもらって次のエリアへ移動します。

ずっと前に訪問した時の子猫が少し大きくなっていました。かわいい鳴き声は子猫の時のまま。数ヶ月間を外でたくましく生き抜いてきたのかと思うと、涙がこぼれそうになります。

安定の三毛くんもちゃんとお出迎えしてくれました。

ニューフェイスな猫ちゃんにも出会えました。新参者を慎重にチェック中のかわいい仕草をパチリ。

感動の再開に後ろ髪を引かれながらも、本島でもっとも会いたい、遊び大好きチビちゃんの元へ。

感動の再開。チビはやっぱり遊び大好きなまま

以前に遊んだり撮影させてくれた猫たちが無事か。無事なら自分を覚えていてくれているか、など。猫島を再訪問する前にはいつもドキドキします。チビちゃんは顔つきがすっきりとしてきて少し大人っぽくなっていました。

会った瞬間警戒されましたが、すぐに思い出してくれました。早速遊びの催促が始まります。

このチビちゃんは猫じゃらしの類が大好きで、ポケットに猫じゃらしを入れているとすぐに見つけ出して催促してきます。

猫じゃらしで遊びながらジャンプ写真を撮ったり、あっという間に時間は過ぎていきます。

あまりのジャンプに、フレームからはみ出してしまうことも。

近所の方に首輪をしてもらったらしく、とってもかわいがられている様子でした。

ここ本島では、猫と島の方とがとてもよい距離感をもって共に暮らしています。猫写真を撮っている僕たちにも「この子を撮ってあげてね」と優しく声をかけてくださいます。本島の、そんな良さを写真で表現できるようになれたらいいな。

本島へのアクセスや島全体の猫活に関しては、こちらの記事「本島へのアクセス」をご覧ください。

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