猫を撮っていると、燦々と輝く太陽と一緒に写したくなりませんか?
まともに太陽を撮ると、失敗写真になってしまいます。ちょっとしたコツで、太陽を「太陽っぽく」表現することができます。今日はそんなお話を。
太陽の一部を写す
丸い太陽をそのままフレームに入れると、明るすぎてうまく表現できない場合もあります。
そんな時は、太陽を遮る何かを見つけて半分以上太陽を隠します。漏れてきた光を太陽の代わりにして撮るのがコツなんです。
下の写真を見てください。
太陽ぽく見えているのは、隙間から漏れている小さな光なんです。もちろん、太陽そのものではありません。
絞りをF8以上に
光が漏れてくる場所を見つけたら、今度はレンズの絞りをF8まで絞ってみてください。そうすると、上の写真のように光が線のように伸びます。
この線をもっと細くしたい場合は、さらにF11くらいまで絞りを絞ります。うまく線が出ない場合は、光が強すぎる可能性がありますので、漏れてくる光がもっと少ないポジションを探してください。
光が強すぎる場合は、下の写真のように線が太くなってしまいます。
色々とポジションや絞りを試して、太陽を表現してみてください。
光を正面に入れる写真は逆光写真
カメラの正面に強い光がある場合は逆光になります。逆光では被写体が暗くなりがちですので、必要に応じて露出調整をしてください。
被写体を明るくしたい場合は露出を+にしていきます。逆に、被写体をシルエットだけにしたい場合などは露出をーに調整します。ミラーレスカメラをお使いの場合は、ファインダーや液晶で実際の被写体の明るさを確認しながら撮りましょう。ミラーレスでない場合は、一枚試しで撮ってみて確認した後に再度露出調整をして撮影に臨むと良いでしょう。
ぜひ、お試しあれ!