猫写真を撮るなら魚眼レンズは1本持っておくととても役立ちます。広角や望遠では絶対に撮れないユニークな一枚を撮ることができるからです。
ここではEM1と魚眼 F1.8で撮った猫写真の例をご紹介してみます。
地球の丸さを感じさせる
魚眼レンズの特性を出したい場合には、被写体に対して水平に構えるのではなく上からか下から、どちらかの方向から撮影するのが効果的です。
例えば下から見上げるように撮影すると下の写真のようになります。
地球の丸さを感じさせるくらいパースが効きますね。
広角系のレンズは本当は被写体と近づいて撮るのがセオリーとされていますが、あえて少し離れて写してみても面白い絵になることがあります。
写真は女木島で魚を取り合っている猫達です。
セオリー通り、顔のドアップで使う
猫がこちらを見上げる顔をアップで狙うというのも、魚眼レンズで猫を撮る時の撮り方の一つです。
顔をとにかく強調したい場合にはとても有効な撮影方法といえるでしょう。
空を大きく写す
地球の丸さを感じさせる、という撮り方と一緒ですが、魚眼レンズを使うと背景を大きく広く見せることができます。空を背景に持って来れば、空の広さを強調することができます。
飛び猫写真などでこの特性を生かすと、普段と違った面白い写真が撮れます。あと、広角系のレンズはボケにくいので、ボカしたくない場面などでも有効に使うと良いでしょう。